- なぜロボットでプログラミング学ぶべきなのか
- 今通わせるべき初心者向けロボット・プログラミング教室
- ロボット・プログラミング教室を選ぶ際に注意するポイント
今小学生の習い事としてもっとも注目を集めているのは「プログラミング教室」です。
プログラミング教室と言っても、様々なタイプの教室があるのですが、現役エンジニアの私は「ロボットでプログラミングを学習するロボット教室」をおすすめします。
そんな「ロボット教室」のおすすめ教室を5つ厳選して紹介しましょう。
わが家も通っているエジソンアカデミー
コスパと実績、カリキュラムの充実度で選びました
なぜロボットでプログラミングを学ぶべきなのか
プログラミング教室のほとんどがゲームを作ったり、アニメーションを作ったりするものです。
これでもプログラミングスキルを身につけることは可能ですが、ロボットを使ったプログラミング教育の方がさらに効果が期待できます。
プログラミングに親しみが持てる
画面上にプログラミングの結果が表示されるのではなく、実際にあるロボット(実物)を手でさわってプログラミングの結果を確かめた方が、圧倒的に理解度が高いでしょう。
また、プログラミングに対してより親しみを持って取り組むことができます。
専門家・教育機関もロボットによるプログラミング学習を推奨
プログラミングの専門家や教育機関もロボットを使ったプログラミング学習を推奨しています。
私もエンジニアという立場として、ロボットを使った方が学習効率が良いと考えています。
小さな子どもであれば尚更、ロボットを使った方が実感が湧きやすく、プログラミングに対してより興味を持ちやすいでしょう。
次々にロボット教室が開校している
実際に、年々増えているプログラミング教室のほとんどがロボット教室です。
学習効果という面でも、子どもたちの興味関心という面でも、ただのプログラミングより優れている結果と言えます。
おすすめロボット・プログラミング教室
年々ロボット教室が増えてきていますが、その中でもおすすめの教室を5つピックアップして紹介します。
エンジニアという立場と小学生の子どもを持つ父親という立場と両方の面から見た、客観的事実に基づくランキングになっています。
ぜひ参考にしてください。
1位:エジソンアカデミー
- 早い段階からパソコンとロボットを使ったプログラミングが学習できる
- 他と比べて低価格でありながら、本格的なカリキュラム
- 総務省のお墨付き!小学校での導入実績もあり
基本情報 | |
料金 | 入会金:10,000円 月謝:10,500円(月2回) |
ロボット | アーテックオリジナルロボ(40,000円) |
対象年齢 | 小学校低学年~中学生 |
教室の場所 | 全国に800教室以上 |
体験教室 | 無料 |
※料金やロボット代は教室によって異なる場合があります。
早い段階からパソコンとロボットを使ったプログラミングが学習できる
他のロボット教室では「ロボット作りばっかりでプログラミングが始まらない」といったところもありますが、エジソンアカデミーは違います。
ロボット作りと同時進行でパソコンを使ったプログラミングの学習も初期段階から取り入れています。
体験教室でもロボット作りとパソコンによるプログラミングを楽しむことができますよ。
他と比べて低価格でありながら、本格的なカリキュラム
エジソンアカデミーの価格帯はロボット教室の中では安いほうになっています。
フランチャイズでの運営が多いので、入会金が無料になったり、月謝がさらに安い教室もあります。
コスパの良いロボット教室として、多くの方から高い評価を得ています。
総務省のお墨付き!小学校での導入実績もあり
あまり安すぎると授業内容に不安があるかもしれませんが、安心してください。
エジソンアカデミーは総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」の1社に選ばれている実績抜群のロボットプログラミング教室です。
すでにいくつかの小学校ではエジソンアカデミー同等のカリキュラムで授業が行われており、その効果を保護者だけでなく学校の先生たちも実感しています。
九州工業大学工学学生が小学校および高等学校におけるプログラミング授業のメンター(指導者)となる取り組み。小学校、高校ともにアーテックの「アーテックロボ」を用いて、車タイプのロボットのプログラミングを行う。5回の授業で完結するカリキュラムで、5回目の授業ではロボットコンテストをして競技することを目標に取り組む。本実証事業では、継続的なメンター人材の育成を目的に、メンター活動を単位認定することで大学生側の参加の動機付けとモチベーション向上を図った。
参照:総務省|若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業|大学カリキュラムと連携したメンターの効率的かつ持続的育成モデル
値段、品質、実績とどれを取っても申し分ないエジソンアカデミーは、初心者の方にも本格的なプログラミングを学習したい方にもおすすめできるロボット教室と言えます。
2位:ヒューマンアカデミー
- ロボット教室の最大手!全国に1,400教室以上をかまえる
- 世界的ロボットクリエイターの高橋智隆先生が監修
- 保護者が選ぶ満足度が高いプログラミング教育として堂々の第一位を獲得
基本情報 | |
料金 | 入会金:10,000円 月謝:9,500円(月2回) |
ロボット | オリジナルロボット(28,500円) |
対象年齢 | 園児~中学生 |
教室の場所 | 全国に1400教室以上 |
体験教室 | 無料 |
ロボット教室の最大手!全国に1,400教室以上をかまえる
ヒューマンアカデミーのロボット教室は全国で1番教室が多く、その数は1400以上にもなっています。
そのため、どこに住んでいても近くに見つけやすく、子ども一人でも通いやすい教室もたくさんあるでしょう。
世界的ロボットクリエイターの高橋智隆先生が監修
ロボホンやキロボを生み出した世界的ロボットクリエイターの高橋智隆先生がヒューマンアカデミーのロボット教室を監修しています。
ヒューマンアカデミーのためだけにオリジナルのロボットを用意し、カリキュラムもしっかりと作り込まれています。
毎年夏休みに開催される全国大会の決勝戦では高橋智隆先生も来場するため、子どもたちも大盛り上がりになります。
保護者が選ぶ満足度が高いプログラミング教育として堂々の第一位を獲得
楽天リサーチによる集計の結果、保護者が選ぶ満足度の高いプログラミング教育として、ヒューマンアカデミーのロボット教室が堂々の第一位に選ばれました。
ロボット製作を通じて物事を論理的に考える「プログラミング的思考」を養える点が大変評価されました。
ロボット教室と言えばヒューマンアカデミーといったイメージも強いかも知れませんが、私はあえてエジソンアカデミーの次のおすすめとしました。
ぜひ両教室とも体験して比べて欲しいのが本音です。それぞれの良いところがきっとわかるでしょう。
その上であなたの子どもにとってはどっちが合うのかを、ぜひ親目線で確かめてほしいです。
3位:LITALICOワンダー
- 子ども一人ひとりに合ったカリキュラムで授業を進める
- 先生と生徒の関係性が非常に良好、社交性も身につく
- ポップで明るい自由な雰囲気の中で長所を伸ばすことができる
基本情報 | |
料金 | 入会金:15,000円 月謝:13,500円(月2回)、21,500円(月4回) |
ロボット | レゴ・マインドストームEV3(貸し出し) |
対象年齢 | 小学校低学年~中学生 |
教室の場所 | 東京と神奈川に16校 |
体験教室 | 無料 |
子ども一人ひとりに合ったカリキュラムで授業を進める
授業は集団で「ヨーイドン」ではなく、一人ひとりに合わせた形で進みます。
同じ空間にはいますが、それぞれの目的・目標によって取り組む内容が異なるのです。
黙々と作業することもであれば、生徒同士もアドバイスを出し合って協力することもあるなど、バランス良く授業が行われます。
先生と生徒の関係性が非常に良好、社交性も身につく
先生はメンターと呼ばれ、生徒たちとはお互いニックネームで呼び合います。
気軽に相談しやすい空気感が自然とできあがるので、人見知りの子どもでもすぐに打ち解けることができます。
ポップで明るい自由な雰囲気の中で長所を伸ばすことができる
LITALICOワンダーは、オレンジや黄緑といったポップカラーを基調にしたオシャレな教室です。
他のロボット教室では、薄暗い教室や昔の塾のような場所で授業が行われることもありますが、ポップで明るいLITALICOワンダーであれば楽しく前向きにプログラミングに取り組むことができるでしょう
料金的には少し高いLITALICOワンダーですが、授業内容はとても素晴らしいものになっています。
関東在住の方は、体験教室だけでも参加するメリットは十分にありますよ。
4位:クレファス
- 本格的なロボットプログラミングが学べる
- 世界大会へも毎年出場
- 有名エンジニアの子どもも通う、老舗のロボット教室
基本情報 | |
料金 | 入会金:15,000円 月謝:11,000円~(月2、3回) |
ロボット | レゴ・マインドストームEV3(53,040円) |
対象年齢 | 園児~高校生 |
教室の場所 | 全国に100教室以上 |
体験教室 | 無料 |
※料金やロボット代は学年によって異なります。
本格的なロボットプログラミングが学べる
全国のロボット教室の中で、もっとも本格的なロボットプログラミングが学べるのがクレファスです。
早い段階からタブレットやパソコンを使ったプログラミングを行い、複雑な動きをするプログラミングロボットを作ります。
世界大会へも毎年出場
クレファス内の大会だけでなく、ファーストレゴリーグという世界大会へも毎年出場し結果を残しています。
大会出場者は事前に英語の学習も行うので、プログラミングだけでなく英語の習得も。
有名エンジニアの子どもも通う、老舗のロボット教室
クレファスの生徒の中には、東京で活躍する有名エンジニアのご子息も数多くいます。
ロボット教室としての歴史も古く、実績と信頼は折り紙付き。
安心して通わせることができるでしょう。
料金面では決して安いとは言えませんが、確実にプログラミングスキルを身につけさせることができるでしょう。
将来確実にプログラマーやエンジニアとして大成させたいのであれば、クレファスは間違いのない教室です。
5位:レゴスクール
- レゴが運営する知育教室
- 高価格ではあるものの、レゴブランド人気は非常に高い
基本情報 | |
料金 | 入会金:10,000円 月謝:9,500円~(月2、3回) |
ロボット | レゴブロック(1~6万円)※買い替えあり |
対象年齢 | 幼児~小学生 |
教室の場所 | 全国に60教室以上 |
体験教室 | 有料 |
※料金やロボット代は教室によって異なる場合があります。
レゴが運営する知育教室
レゴブロックのレゴ社が運営する知育教室。
高学年になるとプログラミング学習がメインにあるが、小2まではブロック遊びの延長線上のため、プログラミング教室っぽくはない。
高価格ではあるものの、レゴブランド人気は非常に高い
レゴブランドだけあって価格はかなり高い。
ただし、昔から根強い人気があり「センスを磨く習い事」といった印象を持つ方も多いでしょう。
ロボット・プログラミング教室としてではなく、知育教室として認識している方がほとんです。
「プログラミング」という観点ではあまりおすすめはできません。特に幼少期はプログラミング要素が一切ないため、意味がないでしょう。
小学3年生からはプログラミングを学べるようになるので、レゴブランドが好きな方にはおすすめです。
体験教室は有料となりますので、お気をつけください。
通信教材で学ぶプログラミングもおすすめ
家の近くにロボット教室がなかったり、自宅でじっくり学びたい方向けにプログラミング教材もあります。
自宅でロボットプログラミング!Z会プログラミング講座
- イード・アワード2019「プログラミング教室」顧客満足度において第一位を獲得
- レゴのロボットを使ったプログラミング学習が自宅でできる
- ロボット教室に比べて料金が安く、何度も繰り返し学べる
基本情報 | |
料金 | 入会金:なし 月謝:5,000円~ |
ロボット | レゴ・マインドストームEV3など(53,500円) |
対象年齢 | 小学校低学年~中学生 |
体験 | なし |
イード・アワード2019「プログラミング教室」顧客満足度において第一位を獲得
教育情報サイト「リセマム」が実施したプログラミング教室に通う保護者を対象にしたアンケートの結果、Z会のプログラミング講座が「総合満足度」において一位を獲得しました。
へたなロボット教室に通うより、よっぽど効果があるということでしょう。
レゴのロボットを使ったプログラミング学習が自宅でできる
やはり1番のメリットはレゴのロボットを使ったプログラミング学習が自宅でできることにあります。
Z会で扱うレゴはクレファスやLITALICOワンダーと同じロボットです。
保護者用と子ども用と2種類のテキストが用意されているので、プログラミング初心者の親でもしっかりサポートできるようになっています。
ロボット教室に比べて料金が安く、何度も繰り返し学べる
人気の理由は料金の安さにもあります。
一般的なロボット教室が月額1万円以上するところ、Z会のプログラミング講座は5,000円程度とかなりリーズナブルです。
子ども次第では、月に何度でも取り組むことができるので、コスパにも優れています。
唯一残念なところが体験できないところです。資料は無料で取り寄せることができるので、興味がある方はじっくり検討してみてください。
ロボット・プログラミング教室を選ぶ際に注意するポイント
ロボット・プログラミング教室を選ぶ際に注意するポイントを紹介します。
いきなり入会しない
いきなり入会するのは絶対やめましょう。
必ず体験をしてからにしてください。
私の友人の子どもは、ロボット教室にものすごく興味を持って3回も体験教室に参加しました。その結果、体験教室だけで満足してしまって結局入会しませんでした。
子どもの興味は一時的であることが非常に多いです。
入会してから飽きられては困りますから、必ず1回は体験してみてからにしましょう。
2つ以上の教室を比較する
できれば2つ以上の教室で体験して比較してほしいです。
合う合わないが必ずありますし、それこそ2回3回と体験することで子どもが飽きてしまう可能性もあります。
自宅では中々興味のありなしを測ることが難しいので、少々面倒かもしれませんがお出かけついでに複数の教室で体験させることをおすすめします。
通信教材も検討の候補に入れる
近くに教室があったとしても、「これなら自宅でもできるのでは?」と思えば通信教材にしてもいいでしょう。
逆に、一度も体験しないまま「いきなり通信教材に決める」のはおすすめできません。
何度も言いますが、子どもに合う合わないがありますし、すぐに飽きてしまうリスクもあります。
どちらにしても一度は体験教室に行かせるべきでしょう。
【まとめ】おすすめのロボット・プログラミング教室
最後にもう一度おすすめのロボット・プログラミング教室をまとめておきます。
おすすめの通信教材はこちらです。
体験教室を上手に活用して、子どもに合った教育方法を選んであげましょう。