- ロボット教室にはどんな効果があるのか
- 実際に通う親の本音を紹介
- 失敗しないロボット教室の選び方とは
ロボット教室で身につくと「期待されている」効果とは
ロボットを組み立てたり、プログラミングを行うことで以下のスキルが身につくとされています。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
ロジカルシンキングとは、日本語に訳すと「論理的思考」です。
難しそうな印象を受けがちですが、実は逆で、複雑な物事を整理・分析して因果関係を解きほぐし、結論までの道筋を矛盾なく、シンプルかつわかりやすく示すことです。
ある物事を、メリットとデメリットに分けて考えることがありますが、これもロジカルシンキングの一種です。
特に「結論までの道筋を矛盾なく、シンプルかつわかりやすく示すこと」の部分ですね。
物事を論理的に考えられるようになることは非常に重要です。
社会に出る前(子どもの頃)に素地を身につけさせることで、将来困らないようにしてあげたいと私は思います。
問題解決力
論理的思考力が身につくことで、自ずと問題解決力も身につきやすくなります。
課題を正しく理解する。解決策を立て実行する。その結果を検証し、計画の見直しや次の計画への反映を行う
中央大学「問題解決力」より引用
社会に出れば、様々な問題(課題)に遭遇します。
無理難題を押し付けられることもあるでしょう。
そこで諦めるのではなく、どうすれば解決するのかを考えて、実行できる大人に私はなってほしいです。
創造力・想像力
創造力も想像力も共に大事な要素です。
頭の中で答えを膨らまし、目に見えるかたちにすること。
アイデア力と実行力と置き換えてもいいでしょう。
どちらかが欠けてもいけません。
プログラミングスキル
純粋にプログラミングスキルが身につくのは間違いありません。
しかもロボットを起点としてプログラミングを行うので、プログラミングが最終目的ではないのがロボット教室のメリットです。
あくまでプログラミングは手段なのです。
コミュニケーション力
一人で黙々とロボットを作る時間も多いですが、友達や仲間同士で助け合ったり、競い合ったりする時間も意外と多いです。
一人では解決できないことでも、仲間と力を合わせれば解決できることが世の中にはたくさんあります。
チーム力の大切もロボット教室で気づくことができます。
実際に通う親の本音を紹介
一人っ子だし、家にずっといるなもなぁと思ってロボット教室通わせてるけど、効果(?)がわからん。楽しそうだけど、とりあえずちゃんと仕上げてこいやコラ。
— リンゴ🍎 (@yuki879_) February 25, 2019
レゴのロボット教室でのバイトの話
大人気ないロボットでボコボコにしてあげた方が、子供達のやる気が向上するのは意外な発見。最終的に我が相撲ロボットは倒されてしまいました。子供相手だからといって、手を抜くのは逆効果なようです。
今日は皆さんいつもより楽しそうでよかったです。
— GO@〇〇〇.ac.jp (@kusshie1) September 22, 2018
そういう意味で月1のロボット教室に行き始めたのは良かったかも。今の彼には課題を与えてもらって何か模索するのがいい。親に言われてやる子じゃないし。
— taka_tofu (@TakaTofu) January 28, 2019
週に一度のピアノに通い…英語教室、水泳、そしてロボット教室。
いやならやめてイイよっていいながら…続けなきゃ意味ないよって言ってる私。この見極めが私の独断ですが………とにかく、誉めちぎってます。— ばっさん (@regphone12) June 23, 2018
賛否両論ありますね。さすがツイッターです。
※インスタに比べてツイッターでは悪い評判が見つかりやすいのです。
効果があった人となかった人の違いは何か?
あくまで私の主観にはなりますが、効果のありなしは工夫次第で解決できます。
目的に合った教室選びができていない
1番の原因は教室選びの失敗です。
④ロボット教室。完全に子の趣味。手先が不器用だが、おもしろいらしく頑張ってブロックでロボットを組み立てて帰ってくる。改造させたロボットが本人曰く「すげぇカッコいい!」らしいが母から見るとダサい。歯車を使うので、学習効果に期待したい。プログラミング?まったくやってない。
— リンゴ🍎 (@yuki879_) February 5, 2019
ロボット教室の中には、すぐにプログラミングができる教室と慣れてきてから取り組む教室とあります。
「プログラミング」を求めているのであれば、やはりすぐにプログラミングが学べる教室を選ぶべきでしょう。
じっくり学習するタイプの教室を選んでおきながら「プログラミング学習しないじゃん!」と文句を言うのは間違いで、あなたが教室選びを間違えただけです。
入会してから後悔するのでは遅いです。必ず事前に体験授業に参加して、どういう教室なのかを確認してから決めましょう。
親が答えを教えてしまう
ロボット教室で1番やってはいけないこと、それは親が答えを教えてしまうことです。
むしろ「答えを見つける・作り出すのが目的」の習い事と言っても過言ではないロボット教室で、親が答えを教えるなんてご法度中のご法度ですよね。
そんなことではもちろん効果は出ません。
いえ、親自ら効果をなくしているのです。
助けてあげたい気持ちはわかりますが、時間がかかってもグッと堪えて子どもが成長していく様を見届けてあげましょうではありませんか。
すぐに効果があると勘違いしている
例えば水泳であれば、運動神経の良い子ならすぐに25m泳げるようになります。
「水泳教室に通わせた効果があった」とすぐに勘違いするんですね。
水泳教室に通わせなくても25mくらい泳げるようになる子はたくさんいますよ。
子どもに習い事させる上で大事な部分はココです。
特にロボット教室に関して言えば、目に見える部分ではなく目に見えない部分を成長させる習い事です。
目に見えない部分なのに効果があっただのなかっただのをすぐに評価するのは早計でしょう。
自分に置き換えて考えてみてください。
論理的に物事を考えることはできますか?どれくらいトレーニングを重ねたら自然とできるようになると思いますか?
一朝一夕で身につくことであれば誰も苦労しません。
大人でもできないことを子どもにやらせているわけです。
子どもの成長を信じてあげられるのは親だけなのではないでしょうか。
失敗しないロボット教室の選び方
以上の内容をふまえたうえで、失敗しないロボット教室の選び方をご提案します。
できれば2教室以上体験に行く
これはもう必須条件かもしれませんね。
- 教室の良し悪しを比較
- 子どもが興味を持つかどうか
- 教室に合うかどうかの
- 飽きてしまわないか
こういったことを直接確認するのがポイントです。
入会してすぐに辞めるようなことになるのだけは絶対に避けたいです。
できるだけ「しっくりくる」教室を選んであげましょう。
子ども一人で通うのか、親が送り迎えをするのか(できるのか)
家からの距離や教室の場所も大事でしょう。
なるたけ近いに越したことはないですが、あえて電車に乗って通わせるという方もいます。
もちろん親が送り迎えを必ずする方もいるでしょう。
送り迎えが大変だと「効果があるのかどうかもわからないのに!」と別方向への不満が出てきてしまう恐れがあります。
ロボット教室の効果と送迎の大変さには何の因果関係もないにも関わらず、です。
つまり、親が論理的思考ができなくなってしまうのです。
長い目で見て予算オーバーにならないか
料金の問題はある程度事前に把握できます。
入会金、月謝、ロボット代、追加教材の有無、イベントの有無など、体験教室のときに確認しておきましょう。
せっかく子どもが楽しんでいたのに「やっぱり高いからやめよう」なんて途中でやめさせことになったら子どもが悲しみます。
中には自宅用でロボットだけ購入して体験教室だけを定期的にはしごする方もいます。
ちょっとやらせてみて、自宅でもできそうなら、そういった対応も悪くないですよね。
これも送迎と同じです。
ちょっとでも「高い!自分の服も買えていないのに!」などと不満があると「効果ないのに通わせる意味がない!」と思考が誤変換されてしまう可能性があります。
それでは子どもがかわいそうです。
無料体験ができる人気のロボット教室4選
実際に体験教室に参加してみて、子どもが「楽しかった!」と喜んだ教室を4つ紹介します。
今やロボット教室は大変人気の習い事です。
空きがある内に早めに体験しておかないと、すぐに枠が埋まってしまいますよ。
エジソンアカデミー
パソコンとロボットでプログラミングが楽しめる「エジソンアカデミー」。
わが家が通っているロボット教室でもあります。
実績は総務省の折り紙付き。それでいて比較的低価格なので、いざ通うことになったとしても負担が少なくて済むでしょう。
素直におすすめです。
エジソンアカデミー:https://www.artec-kk.co.jp/school/edison/
ヒューマンアカデミー
ロボット教室の最大手はヒューマンアカデミーです。
教室数は全国に1400校以上、生徒数は22000人以上。
世界的ロボットクリエイターの高橋智隆さんがロボットとカリキュラムの監修を務めているので、内容の充実度は間違いないでしょう。
最初の1~2年間はロボット作りに専念することになり、慣れてきたところでプログラミングが始まります。
じっくり伸ばしたい方におすすめです。
ヒューマンアカデミー:https://kids.athuman.com/robo/
LITALICOワンダー
東京と神奈川に16校構えるLITALICOワンダー(リタリコワンダー)も人気のロボット教室です。
なんと「ロボットプログラミング」を学ぶコースだけでなくパソコンを使った「プログラミングコース」と3Dプリンターなどの電動工作機を使った「デジタルファブリケーションコース」も用意。
体験教室では好きな授業に参加できるので、当日どれを受講するか決めることもできます。
一人ひとりに合ったカリキュラムを独自に組んでくれるのも特徴の1つ。
みんな和気あいあいと授業を楽しんでいます。
LITALICOワンダー:https://wonder.litalico.jp/
クレファス
関東を中心に展開しているのがクレファスです。
本格的なロボットプログラミングを学ぶことができます。
ロボット教室としては老舗で、10年以上の歴史を持っています。
また、レゴリーグという世界大会ともつながりがあり、予選を勝ち抜いた生徒は世界大会に出場することも。
もちろん基礎的な部分から学び始めるわけですが、最終的な目標が世界一なのでカリキュラムのレベルは非常に高いです。
高いレベルというのがどれくらいなのかを知るためにも、一度体験しに行ってみるといいでしょう。
クレファス:http://crefus.jp/
ロボット教室のイロハがおすすめるロボット・プログラミング教室はココ
やはり自分たちが通わせているということで、エジソンアカデミーを1番におすすめします。
一通り体験した上でエジソンアカデミーを選びましたが、正解でしたね。子どもも喜んで通っています。
ロボット×プログラミングで楽しく学習できる
エジソンアカデミーで使っているロボットはあ「アーテックロボ」という自社製のオリジナルロボットです。
レゴのようなブロックとは少し違い、タテ・ヨコ・ナナメの三方向とつなげることができます。
表現の幅は通常のブロックの2倍も3倍も広がるわけです。
ロボット作りだけでも楽しいわけですが、そんなロボットでプログラミングができるということで飽きのこない学習を続けることができています。
最初からパソコンを使ったプログラミングがある
エジソンアカデミーは他のロボット教室と違い、最初からパソコンを使ったプログラミングを取り入れています。
やはり、プログラミング教育ですから、なるたけ早い段階でプログラミングにふれさせたかったのです。
初めのうちは大したプログラムは組めませんが徐々にレベルアップしていくことができるので、小学生くらいにはちょうどよい難易度になっています。
全国大会で競争力やコミュニケーション力が養われる
エジソンアカデミーでは夏に全国大会があります。
参加は任意なので出たい子だけが出れます。
去年は始めたばかりだったので見学だけにしましたが、今年は必ず出場して、できれば上位に食い込められたらいいなぁと思っています。
こういった大会があると子どもの情熱がさらに燃え上がりますよね。
なお、教室に入会していない子でも大会だけであれば参加することができます。
全国800校以上あるので通いやすい
エジソンアカデミーは全国に800校以上あるので、比較的家の近くで見つかりやすいと思います。
わが家も偶然学区内にあったので、非常に助かりました。
子ども一人で通っています。
低価格帯だけど本格的でコスパがいい
料金もリーズナブルです。
月謝は10,000円ですが、体験教室に参加したため入会金は無料に。
ロボットは4万円を3分割で払いました。
※教室によって料金体系が異なる場合がありますので、必ず体験教室のときに確認してください。
2020年プログラミング教育に導入!?総務省お墨付きの教材
実はエジソンアカデミーに決めた理由の1つが、アーテックロボと授業カリキュラムが総務省や経済産業省から高い評価を得ているからでもあります。
エジソンアカデミーを運営するアーテック社は総務省のプログラミング教育推進活動の事業者の1つに選ばれています。
実際に福岡の小学校でプログラミング教育を実施するなど、エジソンアカデミーのカリキュラムを使ったプログラミング授業がすでに多くの小学校で行われています。
また、アーテックロボとエジソンアカデミーのカリキュラムが、経済産業省主催のものづくり大賞において特別章を受賞しています。
政府機関からもしっかりと認定されているという安心感は大きいですよね。
体験教室の日時は教室によって異なります。
どこの教室も柔軟に対応してくれますので、まずは簡易フォームから仮予約をしてみましょう。
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